皆さんこんにちはおさむです。
ネコの魅力といえば、あのモフモフ感!
かく言う私もあの感触が忘れられず、気づけば猫吸いに時間を費やす日々を過ごしています。
ただ、これから猫を飼いたいと思っている人の中には、
- ネコの毛のケアって大変そう…
- 自分でちゃんとお世話できるか心配…
- 自分はどんなタイプの猫が合うのだろう…
と考える方も多いと思います。
今回は抜け毛に関する各特徴を比較し、解説します。
この記事を見て頂くことで、猫の抜け毛ケアについての悩みを解消する手助けが出来れば幸いです。
抜け毛に関わる大きな比較ポイント
まず、抜け毛の多さに関わるポイントは二つあります。
①短毛種 or 長毛種
猫には大きく「短毛種」と「長毛種」の2種類に分類されます。
その名の通り、「短毛種」は毛が短く、「長毛種」は毛が長い猫種となります。
基本的には、「長毛種」の方が抜け毛が多く、お手入れに時間がかかる傾向があります。
②シングルコート or ダブルコート
猫の毛並みの種類にはダブルコートとシングルコートの2種類があります。
ダブルコートは保温性の高い「アンダーコート」とそれを覆うように生えている「オーバーコート」という二つで構成されています。
いわゆる換毛期と呼ばれる季節の変わり目の「春」と「秋」にはアンダーコートがたくさん抜けるため、短毛種であっても抜け毛が多くなる傾向にあります。
換毛期は部屋じゅうに抜け毛が溢れかえってしまうので、毎日こまめな掃除が必要になります。
一方、シングルコートは2層構造ではなく、全てオーバーコートで覆われているため、抜け毛は比較的少ないです。
短毛種の特徴と猫の種類
短毛種の特徴
体毛が短く、すらっとした猫の種類がこれに該当します。
比較的元気で活発な猫種が多い傾向にあります。
メリット
・毛のケアが比較的楽
長毛種に比べて毛が短い分、部屋に散らばる毛の量は圧倒的に少ないです。
ただ、短毛種といっても換毛期の時期はかなりの毛が散らばりますので全くケアが不要かというと、そんなことはありません。
週に2、3回、少なくとも週に1回のブラッシングは行った方が良いです。また掃除もこまめに行いましょう。
・猫のフォルムがわかりやすい
毛が短い分、猫特有のフォルムや行動がより顕著に現れます。
猫の体形や動きがわかりやすく、猫のかわいい仕草もはっきりと見ることができます。
デメリット
・モフモフ度が少ない
毛が短い分モフモフ度は長毛種には劣ります。
短毛種の猫の種類
・アメリカンショートヘア
通称アメショ。
短毛種ですが、ダブルコートのため、時期によっては抜け毛が多くなります。
とても活発で元気な猫種ですね。
私の愛猫もアメショです。可愛いです。可愛いです。
アビシニアン
見た目のすらっとしたフォルムの通り、とても運動が大好きな猫です。
また、とても人懐っこい性格もしているのも特徴です。
こちらもダブルコートなので、時期によっては抜け毛のケアが必要になります。
シャム猫
とても賢くて感受性が高い猫です。
またとても気位が高く、自己主張が強い一面を持ちます。
こちらはシングルコートなので、抜け毛のケアはそこまで必要にはなりません。
・猫のシルエットや仕草、振る舞いに魅力を感じている方
・元気で活発な猫を求めている方
長毛種の特徴と猫の種類
長毛種の特徴
体毛が長く、フサフサしたボリュームのある毛に覆われている猫がこれに該当します。
長毛種の猫はどの猫種も気品があり優雅な佇まいをしています。
また、比較的穏やかでおとなしい猫種が多い傾向にあります。
メリット
・モフモフ度が高い
短毛種と比べボリュームのある毛に包まれた猫は大変気持ちいい肌触りです。
あのお腹に顔を埋めてモフモフ出来たらどんなに幸せか…
・性格が穏やか
長毛種の猫は比較的穏やかで優しい性格の猫が多いです。
デメリット
・定期的なお手入れが必要
長毛種は毛量が多く、定期的に飼い主さんがお手入れしないと、病気につながることもあります。
普段から毎日こまめにブラッシングをし、毛玉ができないように気をつけたり、抜け毛のお手入れなども大切です。
長毛種の猫の種類
ノルウェージャンフォレストキャット
とても長くてフワフワの毛並みを持つ、とても高貴な佇まいの猫です。
性格は温厚で穏やかな性格で、とても人気がある猫の一つです。
こちらはダブルコートの猫種になります。
メインクーン
フサフサの耳と長い尻尾が特徴の猫です。体がとても大きく、猫種の中では最大級のサイズを誇ります。
ただ、その大柄の体の割にはとても活動的で、とても賢い猫と言われています。
こちらは見た目と異なり、シングルコートの猫種となります。
・何と言ってもモフモフの毛が大好きだ!
・穏やかでおしとやかな猫が好きだ
・活発で元気に動き回る猫は苦手だ
まとめ
上記でご紹介した猫以外も含め、各猫種を一覧表にまとめてみました。
猫種 | 短毛種/長毛種 | シングル/ダブルコート | 抜け毛の量 |
---|---|---|---|
アメリカンショートヘア | 短毛種 | ダブルコート | 普通 |
アビシニアン | 短毛種 | ダブルコート | 普通 |
ノルウェージャンフォレストキャット | 長毛種 | ダブルコート | 多い |
メインクーン | 長毛種 | シングルコート | 普通 |
スコティッシュフォールド | 短毛種/長毛種 | ダブルコート | 普通 |
シンガプーラ | 短毛種 | シングルコート | 少ない |
ベンガル | 短毛種 | シングルコート | 少ない |
ロシアンブルー | 短毛種 | ダブルコート | 普通 |
ラグドール | 長毛種 | ダブルコート | 多い |
シャム猫 | 短毛種 | シングルコート | 少ない |
長毛種かつダブルコートの猫種は相当な抜け毛が発生することを覚悟しておく必要があります。
逆に短毛種かつシングルコートの猫種は、抜け毛についてあまり気にすることなく猫との暮らしをおくることが出来るでしょう。
また、以下の記事でその他の観点での猫種の紹介もしていますので、興味のある方はご参考ください。
さいごに
それぞれの特徴のイメージは伝わりましたでしょうか?
毛の手入れやお掃除などについては、猫と暮らす以上どうしても切っても切れない問題です。
どんな猫と暮らしていくとしても、このような問題があることをしっかりと理解した上で、猫と暮らすか否かの判断をしてもらえればと思います。
ちなみに私自身は短毛種の猫と暮らしていますが、ダブルコートのため、換毛期などは掃除しても掃除してもキリがないくらい床や家具が毛まみれになっています。
ただ、実際猫と暮らしてみるとそんな苦労が吹き飛ぶくらい楽しいことで溢れています。私自身苦労と思ったことは一度もありません。
だって猫の毛すらも愛おしいですもん。
それではみなさん良い猫ライフを〜
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