みなさまこんにゃちわ
おさむです。
今回はとても痛くて大事な話です。
- 去勢・避妊って本当に必要なの?
- 実際に去勢・避妊手術を行うために必要なことは?
- 費用ってどれくらい?
はじめに
去勢・避妊をする理由
そもそも、なぜ去勢・避妊が必要なのでしょうか?
①発情期がなくなる
猫は発情期になると大きな声で鳴いたり、おしっこをあちこちにかけるマーキング行動(スプレー行動)をするようになります。
これはとても近所迷惑になりますし、部屋が大変なことになります。
さらに同時に猫にとっても発散されない欲求は大きなストレスになります。
去勢・避妊をすることでこのような行動を抑えることができます。
②病気の予防になる
オスの場合は精巣腫瘍、メスは子宮蓄膿症や乳腺腫瘍 などの病気を発症する可能性があります。
また放し飼いの猫の場合は、他の猫との後尾や喧嘩による接触が増えて病気を移される可能性が高くなります。
去勢・避妊手術を行うことでこれらのリスクを下げることができます。
③性格がおとなしくなる
猫が成長するにつれ、成長ホルモンの影響で攻撃的な行動が多く見られるようになります。
子猫のうちに去勢・避妊をしておけば、成長ホルモンの分泌が減ることで、
攻撃性がなくなり柔和でおとなしい性格になる傾向が強くなります。
自ずと問題行動が減り、家が平和になりますね。
去勢・避妊を行う時期
猫の去勢のタイミングは生後5ヶ月ごろ、
猫の避妊・去勢手術のタイミングは、生後5ヵ月までが目安といわれています。
悠長に構えているとあっという間に過ぎてしまうので、ちゃんと心がけておきましょう。
また、猫によって個体差があったりするので、しっかり獣医さんと相談して時期を決めるのがベストです。
実際の去勢・避妊手術の流れ
①病院に予約を入れる
まずは手術には予約が必要です。
だいたい1週間前目安で良いと思いますが、このあたりは病院によって変わってくるので、必ずあらかじめ確認しておきましょう。
②手術前は絶食
手術時に胃にごはんが残っていると、全身麻酔の影響で手術中に吐いてしまう可能性があります。
手術前日の夜から必ずごはんは抜いておきましょう。
③猫を病院に預ける
予約した時間に猫を病院に連れて行きましょう。
猫を病院に預けて、飼い主さんは一旦退出です。
手術前の猫と会えるのはこれが最後になります。
これから手術に向かう愛猫にエールを送ってあげましょう。
病院によってまちまちですが、だいたい半日程度で手術は完了します。
遅い時間でなければ、その日に猫を引き取って帰れます。
④猫を引き取る
無事手術が完了したら、獣医さんから注意事項を聞いて猫を引き取りましょう。
手術を頑張った猫ちゃんを褒めてあげてください。
⑤帰宅後
帰宅後もしばらくは麻酔が残っているため、猫はぐったりしています。
麻酔が切れればいつもの猫に戻るので特に心配はいりませんが、しばらくは安静にしてあげてください。
また、処方された薬は必ず忘れずに服用させてください。
オスの去勢手術の場合は術後はすぐに元気になりますが、メスの避妊手術では傷口が閉じるまでしばらく期間を要しますので、
油断せず様子を見てあげてください。
去勢・避妊の費用について
一般的に猫の去勢手術の費用は10,000〜30,000円くらいが相場と言われています。
一方避妊手術は少し相場が高く20,000〜40,000円くらいです。
1時間ほどで終わる去勢手術と違って、避妊手術の場合は開腹が必要なため、場合によっては入院が必要になる事もあります。
その場合は、手術費用に加えて入院費用もかかりますので、お気をつけください。
さいごに
今回は去勢・避妊の必要性について書きました。
たとえ部屋飼いでも、繁殖の予定がない限りは去勢・避妊を必ず行うようにしましょう。
かわいそうと思うかもしれませんが、それがなにより猫のためになりますので。
我が家の猫も過去に無事手術を終えて今は元気に過ごしております。
当時うちの猫はしばらく麻酔で動きがスローモーションになってました。
ゆっくりのねこ超かわいかったな・・
ああねこかわいいよねこ
それではまたー!
コメント