猫と暮らしている人の中には、毎日お風呂に入る人間と同様に、猫をお風呂でキレイにしてあげたい!と考える方も少なくはないでしょう。
もともとあれだけモフモフな猫が風呂でキレイになったらもうどれだけモフモフになってしまうのか…(意味不明)
それが猫のお風呂
今回は
- そもそも猫ってお風呂に入れる必要あるの?
- お風呂に入れるとしたらどれくらいの頻度がいいの?
- 猫を上手にお風呂でシャンプーする手順は?
といった悩みをお持ちの方に向けた記事となっております。
猫をお風呂でシャンプーする必要ってあるの?
まず大前提のお話からですが、
そもそも猫にお風呂は不要です。
猫は常に自分でグルーミングしていますので、基本的にはキレイです。
お風呂でキレイにしなきゃと悩んでいる方、あえてお風呂でシャンプーする必要はありません。
基本的には猫は水を嫌がりますので無理してお風呂にいれなくても良いです。
無理してお風呂に入れてトラウマになってしまう危険性もありますので、極端に嫌がる場合は無理せず諦めましょう。
いきなり否定から入りましたが、お風呂に入れることが全く無駄とも言い切れません。
極端に体が汚れてしまった場合や自分でグルーミングが出来ずに体臭が出てきてしまった場合などはお風呂でシャンプーすることでキレイにすることができます。
また季節の変わり目など、換毛期の時期はお風呂でキレイにすることで、抜け毛対策にもなります。
猫をお風呂に入れる頻度
前述のとおり、基本的にお風呂に入れることは不要です。
それでもお風呂に入れるとしたら半年に1回くらいで充分です。
換毛期などの季節の変わり目に入れてあげるくらいの感覚で良いと思います。
逆に、お風呂に入れすぎると、猫の油膜を取りすぎてしまい、肌のバリア機能を低下させてしまったり、皮膚の炎症を起こしてしまう可能性もあります。
猫をお風呂に入れる手順
ここから実際に猫をお風呂で洗う時の流れを説明します。
流れとしては、
②シャワー
③シャンプー
④タオルドライ
⑤ドライヤー
となります。
①準備
シャンプーを買っておく
猫の体を洗うためのシャンプーを用意しておく必要があります。
人間用のシャンプーは刺激が強すぎるので、かならず猫用シャンプーを利用しましょう。
ウチはこのシャンプーを使ってますが、泡立ちも良く使いやすいです。
猫用タオルを準備しておく
大きめのバスタオルなどが良いです。1枚では足りなので、複数枚充備しておきましょう。
また吸水性の高いものが特におすすめです。
以下はオススメのタオルです。
ドライヤーを用意しておく
人間用のドライヤーで問題はありませんが、ドライヤーは温度が熱くなりすぎないものがおすすめです。
ちなみにこんな製品もあります。
私は持っていませんが、ドライヤー中に両手が使えると、猫を抱えながら乾かすことが出来るのでかなり便利だと思います。
爪を切っておく
猫をお風呂に入れる過程でかなり暴れることが予想されます。
爪が伸びていると暴れた際に飼い主が怪我を負う危険性がありますので、出来る限り爪は事前に切っておきましょう。
ウチで愛用している爪切りも載せておきますのでよかったらご参考ください。
ギロチン型は慣れるまで時間がかかりますが、慣れればとても使いやすいです。
完了までの流れを想定し、各道具を準備しておく
お風呂が始まると、都度道具を用意するといった余裕はなくなります。
体を拭くタオルやドライヤー、その後のブラシなど、あらかじめ各場所に準備しておきましょう。
部屋を暖めておく(冬の場合)
お風呂から出た後、部屋が寒いと猫が風邪をひいてしまいます。
猫が寒がらない様に部屋をあらかじめ暖めておきましょう。
②シャワー
まずは猫の体を濡らします。
ポイントはぬるま湯くらいの温度にすることです。(大体35〜37度くらいが目安)
冬は冷えやすいので、気持ち高めの温度でも良いかもしれません。
しっかりとシャワーで汚れや抜け毛を洗い流します。
③シャンプー
その後シャンプーで猫を洗います。
シャンプーを手にとって、優しく猫の体であわ立てていきます。
首周り、頭、お腹、尻尾、背中、手足など、手をつかって優しく洗っていきます。
基本的に、顔まわりは目に入る危険性もあるので避けましょう。
最後にシャワーで流せば完了です。
シャンプーの残りがない様、しっかりと洗い流しましょう。
④タオルドライ
洗い終わった猫の水気をある程度とってから、大きなバスタオルで猫を抱えるように包んでください。
そのままタオルで体の水分をとっていきます。
タオルは何度か交換して、出来る限り猫の水気をとってしまうのがおすすめです。
(なぜなら、このあとのドライヤーの工程が一番過酷だから。。)
⑤ドライヤー
タオルドライで水気をとったら、ドライヤーで猫の体を乾かします。
ちなみにこの工程が猫が一番嫌がる(暴れる)部分です。
飼い主が傷を負うのもここが多いです。
ドライヤーのポイントとしては、かならず猫から距離を置き、弱めの風と高すぎない温度で乾かしましょう。
猫は強風やドライヤーの騒音をかなり嫌がりますので、出来る限り短時間で終わらせてあげれるように全力で頑張りましょう!
ウチは夫婦の連携で、ドライヤー二刀流で戦いを挑んでいます。
最後に、ドライヤー後は冬であれば暖かい部屋で過ごさせるようにして下さい。
しばらくは興奮状態だと思うので、あまり構わずそっとしておいてあげたほうが良いと思います。
さいごに
猫はお風呂いらずの生き物です。
ただお風呂後の猫はもはや神の存在です。
モフモフ+シャンプーの香りとか、もう気が狂います。
究極の癒しがそこにあります。
ぷるるるっ(ウチの猫の鳴き声)
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